漆器の表面に漆で絵や文様を手描きし、漆が乾かないうちに金粉や銀粉などの金属粉を蒔き、定着させるのが伝統的な技法です。
大量生産化の進んだ現代では、シルクスクリーンを用いた技法が普及し、漆の代わりにウレタン塗料が使われていますが、金属粉を蒔く作業は今でも職人さんの手によるものです。
当社が手掛けている表彰楯にも、この技法が生かされています。
「日本らしい」とか「京都らしい」といった理由で、外国のお客様向けにご利用いただくことが多いようです。
当社のカタログに掲載している蒔絵シリーズ(4図柄)をご紹介しますので、ご高覧ください。
【季(うつろい)】 日本の四季の草花を描いています 花びらを高蒔絵で立体的に表現しています |
【舞】 孔雀を色艶やかに描いています 胴体は高蒔絵で立体的に表現しています |
【登り竜】 出世や運気の上昇を意味する竜を力強く描きました 成長や発展を願った一品です |
【赤富士】 富士山が朝日に赤々と染まる大吉兆を描きました 人々の大吉運を願う逸品です |
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