2012年10月29日月曜日

ノーベル賞のメダル


2012年10月8日、日本国民にとって大変嬉しいニュースが舞い込んできました。

スウェーデンのカロリンスカ研究所が、2012年ノーベル医学生理学賞を、生物のあらゆる細胞に変化させることのできる「人工多能性幹細胞(iPS細胞)」を初めて作製した、京都大学iPS細胞研究所所長の山中伸弥教授に授与すると発表しました。
この受賞によって再生医療の進展に弾みがつき、難病と闘う人々の未来に光明が射すことを願いたいと思います。

ノーベル賞は、ダイナマイトの発明者であるアルフレッド・ノーベル(1833年10月21日~1896年12月10日)の遺言によって、1901年に始まり、物理学・化学・医学生理学・文学・平和・経済学の6分野において、人類のために顕著な貢献をした人物(平和賞は団体も対象)に、賞金とメダル、賞状が贈られます。
ただし、経済学賞は「アルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン国立銀行賞」が正式名称で、賞金はノーベル基金ではなく、スウェーデン国立銀行から拠出されます。

そこで今回は、弊社が所属する褒賞業界の豆知識として、ノーベル賞のメダルについて調べてみました。

まずは、メダルのデザインについて。

表面にはノーベルの肖像が描かれています。
物理学賞・化学賞・医学生理学賞・文学賞は同じデザインで、平和賞と経済学賞は異なります。
裏面は賞によって異なります。

物理学賞と化学賞…
自然の女神がかぶっているベールを、科学の神がそっと持ち上げて自然の女神の素顔を見ている姿。

物理学賞・化学賞

医学生理学賞…
医学の神が病んだ乙女の渇きを癒すため、岩間から流れる水を器に汲んでいる姿。

医学生理学賞

文学賞…
一人の青年が月桂樹の下で、うっとりとしながら、ミューズの女神が奏でる音楽を聴き、書きとめているいる姿。

文学賞

平和賞…
三人の男性が腕を汲んで輪を作り、友愛の絆を結んでいる姿。

平和賞

経済学賞(アルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン国立銀行賞)…
スウェーデン王立科学アカデミーの紋章である北極星。

経済学賞

続いて、メダルの仕様について。
材質は、1980年以前は24Kの純金でしたが、現在では18Kをベースに24Kメッキが施されています。重量は約200gで、直径は約66mmです。

ノーベル賞公式HP(英語版のみ)には、メダルの製作工程が写真入りで紹介されていますので、ご興味のある方はご覧ください。
http://www.nobelprize.org/nobel_prizes/about/medals/






2012年9月28日金曜日

製造工程の紹介~オプティカルガラス その2~

素材のもつ透明感と高級感が人気のオプティカルガラス製品。
その製造工程を、映像と写真を交えてご紹介します。

1.材料を裁断します


2.ガラス表面を平らに研磨します



3.指定のサイズになるよう研磨します


4.粗い粉と細かい粉を交互に使って研磨します


5.角の立っているコーナー部分の面取りをします


6.細かい研磨板で、光沢が出るまで磨きます(最終研磨)


7-1.サンドブラスト用のフィルムでガラス表面をマスキングします


7-2.細かい砂を吹き付け、マスキングされていない部分を凹にします



7-3.水洗いで残ったフィルムを剥がせば完成です


8.レーザー光線でガラス内部に文字や立体像を刻印します


  レーザー加工後の仕上り見本です


9.紫外線硬化の接着剤を使って、空気が混入しないように気をつけながら接着します


2012年9月18日火曜日

日に新たに


「苟日新、日日新、又日新」
(苟(まこと)に日に新たに、日日に新たに、又日に新たなり)

これは、中国の古典「四書五経」の一つ、『大学』に出てくる有名な言葉であり、当社の社名の由来とし、社是にも採り入れている先人の教えです。

意味は
「今日の言動は昨日よりも新しく良くなり、
 明日の言動は今日よりも新しく良くなるように修養に心がけねばならない」

殷の湯王はこれを洗面の器に彫りつけて、毎日の自戒の句としたそうです。

かつて、経団連会長を務められた土光敏夫氏は、この言葉を座右の銘とされ、以下のように述べておられます。

神は万人に公平に一日24時間を与え給もうた。
われわれは、明日の時間を今使うことはできないし、昨日の時間を今とりもどすすべもない。
ただ今日の時間を有効に使うことができるだけである。
毎日の24時間をどう使っていくか。
私は一日の決算は一日にやることを心がけている。
うまくゆくこともあるが、しくじることもある。
しくじれば、その日のうちに始末する。
反省するということだ。
今日が眼目だから、昨日の尾を引いたり、明日へ持ち越したりしない。
昨日を悔やむこともしないし、明日を思いわずらうこともしない。
このことを積極的に言い表したのが「日新」だ。
昨日も明日もない、新たに今日という清浄無垢の日を迎える。
今日という一日に全力を傾ける。
今日一日を有意義に過ごす。
これは、私にとって、最大最良の健康法になっているかもしれない。

2012年9月10日月曜日

三方良し

日新工芸の経営理念として、一番目に掲げている 「三方良し」。

「売り手良し、買い手良し、世間良し」

近江商人に始まり、現代にまで受け継がれている普遍的な経営哲学です。
現代の企業経営では、企業の社会的責任(CSR)が重要視されていますが、これも「三方良し」に由来する考え方であると言えます。


自らの欲望のままに、自らの利益のみを追求する経営では、一時的な成功はあっても、長い目で見れば、必ず方々で歪を来たし、破綻への道を歩むことになります。


当社は今期で第48期目を迎えています。
その歴史を振り返ってみると、存亡の危機とも言える事態に何度か遭遇しています。
そして、その原因を探ると、いくつかのケースで、「三方良し」の理念から逸脱した考え方や判断があったことに気付きます。


当社のお取引先においても、かつては隆盛を極めていたにも拘らず、破綻したり事業縮小に追い込まれた企業があります。
その中には、「買ってやっているのだから、下請けが得意先の言うことを聞くのは当然だ」との考え方で、買い手の強い立場を悪用し、売り手に不利益を強要する企業もあります。

当社では、部品や製品を供給いただくお取引先のことを、「協力工場」と呼んでいます。
商売における売り手と買い手との関係は、常に対等な立場のパートナーです。
松下幸之助さんが唱えられた「共存共栄」、現代風に言えば「WIN-WIN」の関係です。
そして、その関係をベースに、世間にとっても良い商品やサービスを提供すること、それが「三方良し」であると考えています。

2012年8月16日木曜日

オリンピックのメダル


4年に一度のスポーツの祭典、ロンドンオリンピックが、たくさんの感動とともに開催されました。
今大会は日本選手団の活躍も目覚ましく、金メダルの数は目標を下回ったものの、過去最高の数のメダルを獲得しました。
競技によっては、初のメダル獲得であったり、数十年ぶりであったり、念願のメダル獲得を果たした選手の皆さんの、歓喜の涙が大変感動的でした。
選手強化への予算配分を、傾斜配分にしたことの成果が表れたとも言われています。

さて今回は、オリンピックの表彰で使われるメダルについての豆知識です。


☆ 1位の選手に銀メダル?

1896年にギリシャのアテネで開催された第1回オリンピックでは、1位の選手には金メダルではなく、銀メダルとオリーブの葉冠が授与され、2位に銅メダルで、3位にはメダルはありませんでした。
金メダルがなかったのは、財政難が原因だったという話もありますが、定かではありません。
ちなみに、金・銀・銅とメダルが揃ったのは、第2回以降だそうです。


☆ 金メダルは純金製?

メダルの寸法や材質などの仕様は、オリンピック憲章で厳密に定められています。

メダルは、少なくとも直径60ミリ、厚さ3ミリでなければならない。
1位および2位のメダルは銀製で、少なくとも純度1000分の925であるものでなければならない。
1位のメダルは少なくとも6グラムの純金で金張り(またはメッキ)がほどこされていなければならない。
メダルには、受賞の対象となった競技および種目が明記され、取り外し可能な鎖またはリボンにとりつけ、競技者の首にかけられるようになっていなければならない。


☆ ロンドンオリンピックのメダルは大きい?

メダルの大きさは、開催国の財政状態によって異なるようですが、英国王立造幣局で製作された今回のメダルは、オリンピック憲章で定められた寸法よりも、かなり大きかったようです。
英国の威信をかけたメダルだったのかも知れません。
インターネットで、以下の説明書きを見つけることができました。

  • The London 2012 Olympic medals weigh 375-400g, are 85mm in diameter and 7mm thick.
  • The gold medal is made up of 92.5% silver and 1.34% gold, with the remainder copper (a minimum of 6g of gold).
  • The silver medal is made up of 92.5% silver, with the remainder copper.
  • The bronze medal is made up of 97.0% copper, 2.5% zinc and 0.5% tin.
・ ロンドンオリンピックのメダルは、重量375~400グラム、直径85ミリ、厚み7ミリ。
・ 金メダルは、92.5%の銀と1.34%の金、6.16%の銅。(金は少なくとも6グラム)
・ 銀メダルは、92.5%の銀と7.5%の銅。
・ 銅メダルは、97.0%の銅と2.5%の亜鉛、0.5%の錫。


2012年7月26日木曜日

社内レクレーション

会社の仕事仲間との懇親を目的に、社内レクレーションを行ないました。
その様子をご紹介します。

普段の仕事上の付き合いだけでは気づかない、色々な一面がお互いに垣間見えて、親近感が増し、コミュニケーションも良くなってきたと感じますので、今後も続けて行きたいと思います。

久御山町主催のソフトボール大会に、当社から2チームが参加しました。
この円陣を組んで気合いを入れているチームは、経験者や若手で編成。
実は、ひそかに優勝を狙っていました。
しかし、現実はそんなに甘くはなく、コールド負けを喫してしまいました。
まさか(?)の両チーム・コールド負けで、祝勝会をする予定だった昼食会場の予約時間も大幅に前倒し。
不完全燃焼の反省会となりました。




仕事を終えてから、久御山町体育館に集合し、バドミントン大会を催しました。
1チーム6名で、4チーム対抗のダブルス戦を行い、優勝チームには、ささやかな賞品が授与されました。
仕事上の上司と部下もこの時は関係なし、上司の体めがけて容赦のないスマッシュが浴びせられました。
経験者も、そうでないメンバーも、共に気持ちのいい汗を流しました。

2012年7月2日月曜日

新製品紹介 その2

GOLD STAR カタログNo.47から新製品をご紹介します。

今回は、瑠璃ガラスとオプティカルガラスとを組み合わせた、上品でスタイリッシュなカップ GC200。

古代中国より伝わる貴重な宝石として、皇室でも愛された高貴なガラスである「瑠璃」をモチーフにした瑠璃ガラスは、その深みのあるウルトラマリンブルーの色彩が特長です。

瑠璃ガラスには本金の天金加工を施し、高級感をさらにアップ。

胴体のオプティカルガラスの四辺には、波形のカットを加え、上品な輝きを放っています。

台には濃い青色ガラスを配し、瑠璃ガラスとの色合いを合わせています。

詳しくは、GOLD STAR webカタログ(59ページ)をご覧ください。

GC200